鉄釉 プラチナ彩 龍絵 小花瓶 藤井錦彩 作 [217086]

【サイズ】径16.3ｃｍ×高さ14.5ｃｍ
【展示店舗】東京・恵比寿店

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有田焼の美術における第一人者、藤井錦彩による作品です。
繁栄、知恵、勇気など様々な良い意味を持つ「龍」が雄大に空を舞う姿を描いた作品です。小さいながらも存在感を際立たせている一品です。

龍（ドラゴン）はアジアの文化において非常に重要なシンボルであり、様々な良い意味を持っています。特に中国や日本では、龍は神聖で力強い存在として敬われ、多くの象徴的な意味を持ちます。
まず第一に、龍は「繁栄と幸運」の象徴です。特に中国文化では、龍が富と成功をもたらすと信じられています。龍が描かれた装飾品や絵画は、幸運を招く吉祥アイテムとして広く愛用されています。次に、龍は「知恵と知識」の象徴でもあります。中国の伝説では、龍は深い知識を持つ賢者として描かれることが多く、その知恵を授ける存在として尊敬されています。また龍は「勇気と大胆さ」の象徴でもあります。龍はどんな困難にも立ち向かい、逆境を乗り越える力を持つ存在とされ、その姿勢が勇気を鼓舞します。

製作技法の視点からみてみると、鉄釉とよばれる黒い背景に、金彩・プラチナ彩とよばれる華やかな絵具で、大胆優雅に龍が描かれている名作です。高さ14.5cm のこの作品はコンパクトな小型の花瓶で、現代の生活空間にも調和するサイズ感が人気です。手土産などの贈答品にも好適です。ロクロ、絵付け、焼成、の技術の粋を込めた名作です。


【作者プロフィール】
藤井錦彩（ふじいきんさい）

藤井錦彩の特徴は、錦（上絵）の技法を多用した豪華な仕上がりといえます。黄金やプラチナなどの金属的な色合いから、伝統的な赤、緑、紫などの有田錦までを駆使し、強い個性を発揮する作品を生み出しています。

1976年　佐賀県有田に生まれる
1991年　佐賀県立有田窯業大学校　ロクロ科へ入学
1991年　人間国宝 井上萬二氏、梶原茂正氏に師事
2003年　福岡県立美術館にて「藤井錦彩展」開催
2003年　日田市美術館にて「藤井錦彩展」開催
2004年　愛媛県立美術館分館にて「藤井錦彩展」開催
1999年〜現在　全国各地の百貨店などで、個展開催 多数


【主な受賞歴】
長崎陶磁展　朝日新聞社賞
九州山口陶磁展　入選
勤労者美術展　労働大臣賞一席
朝日陶芸展　入選
知事回転　佐賀県知事賞
アジア工芸展　入選
他、多数