紫彩桜絵 小花瓶 藤井錦彩 作 [217093]
販売価格: 105,600円(税込)
【展示店舗】東京・恵比寿店
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有田焼の美術における第一人者、藤井錦彩による作品です。
日本の国花である「桜」を有田焼らしい艶やかな紫の上絵絵具と調和させた、美しい小型の花瓶。繊細なタッチで描かれた桜と背景の青海波紋様が、この上ない高貴で幸せな印象をもたらしています。
製作技法は、染付(下絵)と錦(上絵)の両方の絵付けが施されています。
染付(下絵)とは釉薬を施す前の素焼された本体に描く絵付けの技法。それに対して錦(上絵)は釉薬焼成された本体に追加的に赤や緑などの鮮やかな色彩を加えていく技法です。染付、錦ともにそれぞれの難しさがあり、それらを組み合わせて作る場合は全体の絵付け構成力なども含め大変高い技術が必要とされます。
高さ15.4cm の小型の花瓶で、贈答品などにも好適です。小さいながらにも、ロクロ、絵付け、焼成、の技術の粋を込めた名作です。
【作者プロフィール】
藤井錦彩(ふじいきんさい)
藤井錦彩の特徴は、錦(上絵)の技法を多用した豪華な仕上がりといえます。黄金やプラチナなどの金属的な色合いから、伝統的な赤、緑、紫などの有田錦までを駆使し、強い個性を発揮する作品を生み出しています。
1976年 佐賀県有田に生まれる
1991年 佐賀県立有田窯業大学校 ロクロ科へ入学
1991年 人間国宝 井上萬二氏、梶原茂正氏に師事
2003年 福岡県立美術館にて「藤井錦彩展」開催
2003年 日田市美術館にて「藤井錦彩展」開催
2004年 愛媛県立美術館分館にて「藤井錦彩展」開催
1999年〜現在 全国各地の百貨店などで、個展開催 多数
【主な受賞歴】
長崎陶磁展 朝日新聞社賞
九州山口陶磁展 入選
勤労者美術展 労働大臣賞一席
朝日陶芸展 入選
知事回転 佐賀県知事賞
アジア工芸展 入選
他、多数
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